ハラスメント防止ポリシー

あいと地球と競売人自主企画実行委員会(以下「当実行委員会」)は、以下のとおりハラスメント防止ポリシーを定め、関係法令および社会的責任に基づき、すべての関係者に対し、ハラスメントのない創作環境を提供します。

■第1条(基本方針)

当実行委員会は、関係法令および社会的責任に基づき、出演者(子どもを含む)、スタッフ、保護者、ボランティア等、当実行委員会の活動に関わるすべての関係者に対し、ハラスメントのない創作環境を提供することを基本方針とする。

■第2条(相談体制)

1.相談窓口は、指定の相談担当者が対応するものとする。

2.迅速かつ適切な対応が可能となるよう、メールアドレスおよび電話番号等の連絡手段を事業に関わるすべての関係者に周知するものとする。

3.必要に応じて、外部の専門機関を案内するものとする。

4.相談内容についてはプライバシーに配慮し、関係者以外に開示しないものとする。

5.メールによる匿名相談、対面および電話による相談を可能とする。

■第3条(周知・啓発)

1.稽古開始前に、すべての参加者に対して本方針を共有し、理解を得るものとする。

2.必要に応じて、ハラスメント防止に関する説明会および研修を実施するものとする。

■第4条(活動時の透明性確保)

1.稽古に関しては保護者にも開放するものとする。

2.原則として複数名のスタッフが立ち会う稽古体制を取り、活動の透明性を高めるものとする。

■第5条(事後対応)

1.相談があった場合は、速やかに事実確認を行うものとする。

2.必要に応じて、行為者に対する指導を行うものとする。

3.未成年者が関係する場合は、保護者の同席を求めるものとする。

4.関係機関との連携を図り、再発防止策を講じるものとする。

5.重大な場合には、出演停止等の措置を検討するものとする。

■第6条(不利益な取扱いの禁止)

相談したこと、事実確認に協力したこと等を理由として、相談者その他関係者に対し不利益な取扱いを行ってはならない。

■第7条(方針の見直し)

社会状況および関係者の意見を踏まえ、本規程は随時見直し、改善を図るものとする。

■第8条(ハラスメントの例示)

本規程におけるハラスメントとは、以下のような行為を含むものとする。ただし、これに限らない。

1.セクシュアルハラスメント 性的な言動、性的な冗談、身体への不適切な接触、性的な対象として扱う言動等。

2.パワーハラスメント 立場を利用した威圧的な言動、過度な叱責、無視、業務の妨害、過剰な要求等。

3.モラルハラスメント 人格を否定するような言動、陰口、侮辱、差別的な発言、排除的な態度等。

4.ジェンダーハラスメント 性別、性自認、性的指向に基づく差別的な言動、固定的な性役割の押しつけ等。

5.その他のハラスメント 年齢、障がい、国籍、宗教、容姿等に関する差別的・侮辱的な言動。

6.業務外・私的領域におけるハラスメント 稽古後の交流、SNS上のやりとり、個人的な連絡など、業務とプライベートの境界が曖昧になりがちな状況においても、ハラスメントに該当する言動は許されない。当実行委員会の活動に関わるすべての場面において、互いの尊厳と安心を守ることを基本とする。

作成:あいと地球と競売人自主企画実行委員会
責任者:和田史朗
令和7年11月9日