あい地球から みなさんへ

最新情報

一歩踏み出してみることになりました。

2020年、年が明けた2月2日に今年の公演が決まり、意気揚々と皆さまに情報を発信いたしました。

3月、死の恐怖を伴う新型コロナウィルスという見えない存在が世界中に蔓延し、次から次へと予想もしなかった事態を引き起こし、『感染爆発』『重大局面』『ロックダウン』という聞いたこともない言葉や亡くなった方々の情報が毎日ニュースから流れ、芸術や舞台などとはほど遠く、毎日を必死に元気に暮らすことしか考えられませんでした。

その間に数多の舞台やコンサートが中止になり、この世の中の流れに沿って、私たちの事業も同様に「中止にしよう」との声もあがりました。未だ『三密』『自粛』『ソーシャルディスタンス』と、何をするにも危険をはらみ、必要の無いことはしないに限るとも…。

「あいと地球と競売人」が誕生して27年、毎回『本番』という集大成の舞台でたくさんの皆さまにご観劇いただき、次へ繋ぐためのエネルギーや目標を賜ってきました。
ですが私たちが一番大切にしてきたのは、『結果』ではなく『経過』。
世代を超えてディスカッションし、泣いたり怒ったりケンカしたり笑い合ったりしながら過ごすその約半年間は、コミュニケーションの質を極限まで追求し人間力を磨くことのできる何にも代えがたい貴重な時間だと考えております。今忘れられがちな『他』とつながり合うことの必要性や、自分たちが『住む場所』として借りているこの地球の環境汚染の問題を、「あいと地球と競売人」という作品を通して考え、感じ、実践できる…そんな貴重な場所だと思っております。

この新型コロナウィルスのロックダウンの影響で大気汚染物質が大幅に削減され、インドや中国のPM2.5の濃度がかなり低下し遠くの山々が見えたり、ヴェネツィアのヘドロ色の運河がエメラルドグリーンになったり、環境地震ノイズや温室効果ガスの排出量が減少したりなど…。
いかに私たちの日常生活が地球環境に悪影響を及ぼしているか、このパンデミックが汚染にブレーキをかけたのかもしれません。

幸い少しずつ日常生活が戻りつつもあり、舞台やコンサートの再開も目にするようになりました。
子ども達が夏休みに入る時期を見計らって、「あいと地球と競売人」も少し踏み出してみることになりました。
もちろんこの新型コロナウィルスを無視することはできないので、細心の注意を払い出来る限り稽古環境の体制を整え、毎日の自分自身の責任ある行動を意識しながら自治体の方針や社会の流れに沿ってのことですので、稽古途中で公演中止になることもあるかもしれません。

皆さまから温かなご理解と多大なるご支援を賜り、2020年の「あいと地球と競売人」の行く手を応援していただけますことを、心からお願い申し上げます。

2020年7月5日
あいと地球と競売人 自主企画実行委員会

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